藩政時代から続く伝統の織物

 仙台平 の最大の特徴は「織風合」「織味」「織香」、
そして更に「気品」。
これらが一体となって初めて、生きた織物として賞賛される。
生糸の性質をそのまま引き出す独自の技法で独特の光沢を放つ。
座れば優雅なふくらみを保ち、
立てばさらりと折り目立ち、すだれのように端然と形が整う。
激しい舞いの動きなどにも、
さわやかなきぬずれの音して、軽々と足さばきに従う。
すべての動作に耐えうる袴―それが 仙台平 である。
広瀬川の生み出す湿気を「いのち」として機を織る。
やわらかからず、堅からず。
この全く矛盾した二つの要素を織り込むことに、技の難しさがある。


仙台平 とは

 仙台平 とは合資会社仙台平だけで作られる周知著名な絹織物で、それを作る技術である精好仙台平は重要無形文化財に指定されています。
 合資会社仙台平の代表 甲田綏郎(こうだよしお)は、江戸時代から続く 仙台平 の伝統と技を守り、重要無形文化財技術保持者に認定されています。
※ 仙台平 は合資会社仙台平の登録商標です。


仙台平 の由来

仙台藩御用の織物から始まり、歴代藩主の保護の下発展し、現在は合資会社仙台平ただ一社のみでその伝統が守られています。

仙台藩祖伊達政宗卿騎馬像


仙台平 の特徴

最大の特徴は、織風合、織味、織香り、そして気品—。いかなる動作にも従い、座ればふっくらと貫禄があり、立てばすだれのようにまた元の形に戻るのは、 仙台平 だけの製法によるものです。


仙台平 の工程

約30工程にも及ぶ、生糸の精錬から仕上げまで一貫生産しています。その技術は甲田家に伝わる一子相伝の秘伝です。


親子二代に渡る「人間国宝」

重要無形文化財保持者 甲田 榮佑(1902-1970)

重要無形文化財保持者 甲田 綏郎(1929-)


作品が観れるところ

作品は、日本伝統工芸展や、東京国立近代美術館、神宮美術館、仙台市博物館の各展覧会にて観ることができます。日程などは、随時展覧会情報でお知らせします。


仙台平 の製品

袴地は季節や用途によって様々な種類があります。

袴地のほか、角帯、単衣帯などの帯製品。

名刺入、ネクタイ、風呂敷、クッションなどの小物も制作しています。  


販売について

袴地、角帯は、日本橋三越、日本橋高島屋を始め高級呉服専門店でご購入いただけます。

和装小物は、仙台平オンラインショップで日本全国に発送いたしておりますので、是非ご利用くださいませ。