【発行日】平成14年(2002)3月20日
【発 行】アシェット婦人画報社
作家立松和平先生が実際に全国各地の染め人、織り人のもとへ取材に訪れ、毎号シリーズで書き下ろした記事が掲載されています。当社へいらした立松先生は、テレビで拝見していた通りの、非常に気さくな温かいお人柄で、甲田綏郎の作品ひとつひとつを熱心に見て、質問をしておられました。
文中の写真は、写真家の大倉舜二先生が撮影されました。迫力のある美しい写真で、2005年には、家の光協会よりこのシリーズを一冊にまとめた本『きもの紀行 染め人織り人を訪ねて』が出版され、立松先生の文章が大倉氏の撮影した写真と相まって、素晴らしい一冊となっています。
立松先生は2010年2月8日に、大倉先生は2015年2月6日にお亡くなりになりました。
お二人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。